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中期経営計画

当社は、10年後に想定される市場規模やスターゼングループの将来あるべき姿などから実行施策、計画数値を策定するバックキャスティング方式を採用し、新たに3ヵ年の中期経営計画(2023年4月1日~2026年3月31日)を策定いたしました。

中期経営計画(2023年4月1日~2026年3月31日)

テーマ「収益構造の再構築とサステナブルな事業運営」

本中期経営計画では、「収益構造の再構築とサステナブルな事業運営」をテーマに掲げ、2024年3月期からの3年間を当社が長期的発展を果たし社会に貢献し続けるための礎の期間と位置付けています。
国内のビジネスをより強いサプライチェーンに再構築するとともに、海外事業や国内成長市場への販売拡大等の新たな収益基盤を築いてまいります。併せて、環境・社会・経済をめぐるさまざまな課題解決に「食」を通じて取り組み、持続的な企業価値の向上と持続可能な社会の実現に努めていきます。

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概要について

方針と基本戦略

・更なる成長・企業価値創造に向けた経営戦略と方針を策定・サステナブルな事業運営・収益構造の再構築・方針・新規事業への挑戦・国内事業改革・サステナビリティ経営と経営基盤強化・基本戦略・海外事業の積極展開・国内成長市場へのアプローチ強化・国内事業の効率化・高付加価値商品の開発推進・社会課題への対応・DX、業務プロセス改革・事業環境・課題と社会・海外の食肉需要は増加・和牛人気に応える輸出認定工場・生活態様の変化・小売以外のお客様への拡大余地・地方過疎化、人手不足・物流の2024年問題・コモディティ商品での競合激化・調理食品マーケット拡大・環境意識の高まり、エシカル消費・社会と企業の共存・業務の非効率化・システムの複雑化・老朽化

全体像

・収益構造の再構築・新規事業への挑戦・国内事業改革・サステナブルな事業運営・サステナビリティ経営と経営基盤強化・重要課題の解決・人的資本への投資拡充(経営戦略との連動)・リスキリング・戦略的な要因計画・eラーニングの導入・要員計画に基づく採用活動・成長事業への人材投資・社内公募制・異動の活性化・既存事業効率化・DX推進・知識習得・研修強化

経営数値について

先行投資による償却負担が一時的な経常利益の押し下げ要因
海外事業、高付加価値商品の構成比増により最終年度過去最高利益を計画

・EBITDA・経常利益イメージ・中計3年目過去最高更新・減価償却費・経常利益・EBITDA・その他定量目標・売上高 4400億円・自己資本比率 40%以上・ROIC 5.5%以上・ROE 8%以上・DER 1.0以上・3年合計で400億円の投資・海外事業の積極展開 60~120億円・国内事業の効率化 110億円・高付加価値商品の取り組み 60億円・DX、業務プロセス改革 50億円・維持更新投資 60億円

ROICの維持・向上(5.5%以上)、ROEの維持・向上(8%以上)と自己資本比率の維持(40%以上)
を骨子とした計画といたします。

(1)投資計画

中期経営計画期間(3年)合計で約400億円の投資(新規340億円、維持更新60億円)

  • 海外事業の積極展開 約60~120億円
  • 国内事業の効率化 約110億円
  • 高付加価値商品の取り組み 約60億円
  • DX、業務プロセス改革 約50億円
  • 維持更新投資 約60億円
(2)財務基盤の安定化: DER(負債資本倍率)1.0以下

ROIC=(税引後営業利益+持分法投資損益)÷(有利子負債+純資産)
なお、現状のスターゼングループのWACCは4%程度