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トップメッセージ

私たちスターゼングループは、持続的な成長と企業価値向上を実現するため、「資本コストや株価を意識した経営」を推進しています。2024年度には、資本効率の改善と株主還元の強化を目的に、DOE(株主資本配当率)を導入し配当方針を明確化したほか、金融機関が保有する当社株式の売出し、自己株買い、株式分割といった施策を実施しました。また、従業員持株会を通じた譲渡制限付き株式の付与および補助率の向上を行い、従業員エンゲージメントの向上と中長期的な企業成長との連携を強化しました。

当社の経営環境は依然として大きな変化の中にあります。原料価格や物流コストの変動、サステナビリティ対応の高度化、そしてデジタル化の進展とそれに伴う新たな課題の発生など、企業経営の在り方が問われる時代です。このような環境において、当社はROE(自己資本利益率)やROIC(投下資本利益率)を重視し、資本コストの改善を通じた資本効率の向上に取り組んでいます。

さらに、株主の皆様のご期待に応えるべく、PBR(株価純資産倍率)の向上を意識しながら、企業価値の最大化に努めてまいります。そのために、持続可能な成長を支える資本配分を最適化し、成長投資と株主還元のバランスを適切に取ることを引き続き経営の重要課題としています。

スターゼングループは、食の可能性を広げ、社会課題の解決と企業価値の向上の両立を目指し、挑戦を続けてまいります。引き続き、皆様の変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

スターゼン株式会社
代表取締役社長

2025年4月1日