日本有数の処理・加工能力
国内トップクラスの処理・加工能力
当社は、北は北海道から南は九州鹿児島まで、全国各地に国産牛・豚の処理加工工場を6ヵ所、内臓加工工場※を1ヵ所展開しています。特に国産豚の処理加工施設としては国内最大規模の工場を保有するなど、その処理・加工能力は日本でもトップクラスを誇ります。
先進的な取り組みと、確かな腕を持つ技術者
これら工場の規模だけでなく、当社の工場では少子高齢化による人手不足時代の到来を見据え、機械化・省人化にも積極的に取り組んでいます。その一例が、株式会社前川製作所が開発したハムダスRX(豚もも部位自動除骨ロボット)、ワンダスミニマークⅡ(豚肩甲骨・上腕骨除骨ロボット)によるものです。これまで全て人の手で行っていた豚もも・豚うで部位の除骨作業の一部において、当社の加工技術が融合されたハムダス・ワンダスの導入による省人化と効率化に、日本で初めて機械化することに成功しました。その他、自動輸送冷蔵庫なども取り入れており、作業自動化への取り組みを業界に先駆けて推進しています。
その一方で、ものづくり企業として製造業務に従事する社員の育成にも力を入れており、狭き門である技能検定(部分肉製造マイスター)試験合格者を数多く有しています。
わたしたちは、高度な技術に裏付けされた高品質かつ安全・安心な商品を、グループ会社の営業拠点を通じ日々全国のお客様にお届けしています。
豚もも部位自動除骨ロボット「ハムダスRX」
お肉をさらにおいしくする機能
当社は、マイナス温度帯のまま肉を凍らせずに熟成させる「氷感庫」を導入しており、氷感庫内で熟成させた食肉を「氷感熟成®」商品として販売しています。
氷感庫では、マイナス温度帯で細菌の繁殖を抑制しながら、食肉を熟成させることができるので、一般的なドライ熟成方法の課題であった、歩留まりの低下や賞味期限の短さを改善できます。熟成させることで、うまみ成分であるアミノ酸値がアップ。うまみやコクのある、おいしくやわらかい食肉となります。
おいしさの数値
氷感熟成することで、うまみや甘みの成分であるアミノ酸値が上昇することが、アミノ酸組成検査により証明されています。
氷感技術で熟成された食肉および肉製品のさらなる拡売・浸透を目的として、株式会社氷感と商標独占的通常使用権許諾契約を締結いたしました。
※「氷感熟成®」は株式会社氷感の登録商標です。(登録番号:4676304)